パリ(2014年春)-レ・アール [フランス]
(↑2010年9月1日撮影)
3月30日(日)の朝、チュイルリー公園(Jardin des Tuileries)を出発して、レ・アール(Les Halles)に向かった。ここは1969年までパリの中央市場(東京で言えば築地のようなところ)があり、その後、地上は公園、地下はショッピングセンターになっていた。以前パリ在住中、通学路だったこともあり、よくこの中や近辺を歩いたことがあり、私には思い出深い場所の1つだ(冒頭の写真参照)。2010年の夏に帰国するころ再開発(réaménagement)が始まったことは知っていたが、果たしてどのように生まれ変わったのか興味があった。ところが、眼前に現れたのは工事の作業所や巨大なクレーン群だった。工事は相当大規模なもので2016年までかかるらしい(http://www.parisleshalles.fr/)。
レ・アールを印象深くしているのは、その北側に隣接するサントゥスタッシュ教会(Eglise St-Eustache)だ。緑の公園越しに見えるこの教会は実にさまになっていた。何度か中に入ったことがあるが、ステンドグラスが見事だった。ただ、人が少なく荒れた様子もあり、今回行ってみると南側の扉は閉ざされ、西側の入口では修復工事が行われているようだった。凱旋門も一部修復工事が行われており、5区のパリ大学科学学部の敷地では大規模な新築工事が行われているなど、パリはあちこちで普請中と感じた。
(↓2014年3月30日撮影)
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