パスカル「パンセ」-ささやかな慰め [パンセ]
今日(2月14日)の東京は、先週末に続き雪が降っている。幸い、久しぶりに自宅でのんびりと一日過ごす予定だ。上の写真は、今朝撮影したベランダの鉢植えの梅の花だ。昨春は多くの実がなり喜んで梅酒を造ったが、その後、初夏にアブラムシが大量発生し、薬を撒いて退治した。その際、葉っぱの大半や小枝の多くを取り除いたため随分寂しくなった。その後いくつかの枝や葉っぱが生えてきたが、往時の勢いはない。秋には、より大きなサイズの植木鉢に植え替えた。考えてみると、病気になったり、大手術を受けたりと、梅にとっては大変な1年だったと思う。おそらくそのせいで、今年は花の数が少ない。しかし、時期が来ると、間違いなくちゃんと咲いてくれた。また、昨春漬けた梅酒(2013年4月11日付、当ブログ参照)も良い感じになってきた。大したことではないが、それが嬉しい。
そんなことを思いながら、久しぶりに「パンセ」を手にとってパラパラとページをめくっていたところ、つぎの1節が目に止まった。
「わずかのことがわれわれを悲しませるので、わずかのことがわれわれを慰める」(B136、S77、L43)。
«Peu de chose nous console parce que peu de chose nous afflige.»
2014-02-14 12:33
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