雪の小石川後楽園 [散歩]
昨日(2月8日)の東京は雪で大変だった。報道によれば、東京都心では1994年2月以来、20年ぶりに20センチを超える積雪があったという。私は小金井で用務があったため、朝の7時に家を出たが、そのころは電車の遅れはまだ軽微で1時間ちょっとで目的地に着くことができた。しかし、夕方の4時半ころ帰宅しようとすると、既にJR中央線は運休、雪が降りしきる中、40分ほど歩いて西武新宿線の最寄り駅までたどり着き、新宿行きの普通電車に乗ることができほっとした。しかし、高田馬場で地下鉄東西線に乗り換えようとすると、今度は東西線が全面運休、・・・。結局、帰りは3時間かかったが、これでも比較的ラッキーな方だったかもしれない。
さて、今日の日曜日は一日休みだが、せっかく雪が降ったのだから、と外に写真を撮りに出かけたくなった。ちょうど梅の時期が始まったこともあり、小石川後楽園を訪ねた。入口(西門)から見て右奥(東門の方向)は除雪作業のためクローズだったが、左奥にある梅林は幸い開園時(9時)から行くことができ、ずっとそこで写真を撮って過ごした。紅白、さまざまな品種の梅がバランスよく咲いており、昨日程度の雪にはめげていない様子だった。梅はやっぱり強い。
朝9時の開園時はまだ曇天だったが、10時過ぎには陽が射し、青空がのぞくようになった。雪の中で写真を撮るには眩しすぎると思い退散したが、来園者はちょうどこの時分から増え始めた。何だかちょっと得をしたような気になった。
* 冒頭の写真は「光圀」という品種。そう言えば、おしべが黄門さまの白いあごひげのように豊かで長い。
コメント 0