上野・不忍池 [散歩]
毎年夏になると、上野・不忍池のハスの花の写真を撮らないと何か落ちつかない。そんなわけで昨日(8月8日)の朝、不忍池に出かけた。この日はたまたま立秋で、そのせいかどうか風もあり、数日間続いたギンギラギンの猛暑とはちょっと感じが違った。
池を2周し、一周目は標準系ズームで、二周目は望遠系ズームで撮影した。思ったのは、被写体がきれいだと、写真の腕がイマイチでもきれいに写る、ということ。もう一つは、周囲に随分タワーマンションが増えたなということ。いずれにせよ、この池の見事なハスはいつまでもこのままであってほしい。
国営昭和記念公園 [散歩]
一昨日(8月6日)の午後、久しぶりの写真撮影で立川の国営昭和記念公園に行った。お目当ては、ヒマワリ(キク科)とサギソウ(ラン科)だったが、初めて見るナツズイセン(夏水仙、ヒガンバナ科)が良かった。「水鳥の池」近くの日陰の傾斜地に百本くらいだろうか、淡いピンクの上品な花を咲かせていた。
ヒマワリとサギソウはいずれも直射日光がギンギンに照りつける中の撮影で辛かった。特にヒマワリは人気の撮影スポットらしく、若い女性やカップルなどで賑わっており、私も邪魔にならなうようにバシャバシャと雑な撮り方になってしまった。しかし、種類が豊富で本数も多く楽しめた。
<ナツズイセン>
<サギソウ>
<ヒマワリ>
神田川-夏の花 [散歩]
関東甲信地方は19日(日)に梅雨明けし、ギンギンの暑さが続いている。日中の外出はできれば避けたいところだが、仕事が一段落したこともあり、今日(22日)の午前中、久しぶりに写真を撮りに神田川沿いを散歩した。場所は、江戸川橋から高田馬場辺りまで、被写体はアベリア、ランタナといった小さな花、そしてヒマワリだ。日差しが強く、木漏れ日や光沢のある葉っぱへの反射光で容易に玉ボケができた。しかし、歳をとると強い日差しはこたえる(笑)。
<アベリア>
<ランタナ>
<ヒマワリ>
明治神宮・御苑 [散歩]
昨日(6月26日)のお昼、原宿の明治神宮・御苑に花菖蒲の写真を撮りにいった。このブログでもこれまで2度取り上げているが(2014年6月13日付「明治神宮御苑-花菖蒲」、2013年6月7日付「明治神宮の花菖蒲」)、今年は少し時期が遅かったようで、既に「見納め」時だった。ただ、これまであまり見る機会のなかった睡蓮の花を見られたのは幸いだった。また、新緑の楓もよかった。
高幡不動尊のアジサイ [散歩]
先週の月曜日(6月15日)、東京郊外の高幡不動尊にアジサイの写真を撮りに行った。以前、京王線沿線に住んでいたので「高幡不動」という名前は知っていたが、降りたのは初めてだ。アジサイの名所と聞いていたが、確かに見応えがあった。鎌倉の長谷寺や明月院のように斜面一帯にわっと咲いているわけではないが、境内や山道の両脇のあちらこちらに咲いている様がよかった。また、四国の八十八ヶ所を模した「山内八十八ヶ所」があったので、写真を撮り終った後、全て制覇した。
皇居東御苑 [散歩]
このGWは自宅での仕事と近場の散歩で過ごしているが、5月5日の午後、大手町方面に散歩に出かけた。特に予定はしていなかったのだが、なり行きで平川門から「皇居東御苑」(月金を除く昼間、無料開放)に入り、結局そこで写真を撮って過ごした。
歩いてみると、木々や花々の種類の多さ、行きとどいた手入れにまず驚いた。大手町のビル群を間近に望む緑はぜいたくだ。さらに、「皇居」というより「旧江戸城」の雰囲気が色濃く残っている。ここは旧江戸城の本丸、二の丸等の跡地であり、天皇皇后両陛下の御所があるわけではないので、それも当然かもしれない。そして、歩きながら、日本史における連続と断絶、形式と実質について、あれこれ考えが及んだ。
徳川家康は天皇から「征夷大将軍」という役職を委任されて江戸幕府を開き、それが「大政奉還」され、「王政復古」となったあと、天皇が旧江戸城に住むというのは形式的には問題ないのかもしれない。いずれにせよ、明治維新を機に日本は良い方向に変わったと思う。では、戦前と戦後についてはどうか。戦後日本の平和や経済発展という成果を否定することは難しい。しかし、そうした「戦後体制」を変えようとする動きが強まっている。戦後の改革が占領下で行われたからと言って、あるいは国際環境が変わったからと言って。私自身は、前者についてはあまり理由にならず、後者については再考の余地ありと考えているが、自問が続く。
外濠公園-春モミジ [散歩]
今朝、外濠公園に春モミジの写真を撮りに行った。法政大学と東京逓信病院の向かい辺りの土手だ。サクラの名所だが、モミジも負けていない。特に春モミジの色づきや葉(?)並びは見事だ。これだけきれいな春モミジは稀だ。あまり気にとめる人がいないのはもったいない。
神田川、目白台、雑司ヶ谷-新緑 [散歩]
今日の午前中、江戸川橋近くの神田川沿い、目白台、そして雑司ヶ谷まで写真を撮りながら散歩した。お目当てはモミジの新緑。もちろん紅葉したモミジも良いが、私は新緑の季節、鋭角的なシルエットで存在感を発揮するモミジも好きだ。周りの緑に決して埋もれていない。
もっとも、サクラやイチョウなど他の緑や、ツバキ、フジ、ツツジ、ドウダンツツジなどの花にも気が惹かれ、ついカメラを向けてしまった。
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新見附橋の菜の花と江戸川橋のタンポポ [散歩]
今日の午後、小雨が降る中、飯田橋と市ヶ谷の間の外濠にかかる新見附橋に菜の花とダイコンの花の写真を撮りに行った。しばらく前から、お堀の土手に結構生えているのが気になっていたのだ。菜の花やダイコンの花と言えば、私が子供のころ能登の農村でよく見かけた風景だが、それが今時の都心で見られるとは何とも不思議な感覚だ。
その足で、さらに江戸川橋まで行き、タンポポの写真も撮った。先日この辺りを散歩したとき、花と綿毛が良い感じで並んでいたので、その写真を撮ろうと思ったのだが、既に散ってしまっていた。多重露出を使って、無理矢理離れたところにある花と綿毛をツーショットに仕立てたが、やはり不自然だ(笑)。この辺りは先日までサクラが主役だったが、派手な色でボリュームも多いツツジが主役となりつつあった。花の移ろいも早い。
<新見附橋横の菜の花とダイコンの花>
<江戸川橋近くのタンポポ>
<江戸川橋近くのツツジ>
神田川-残花 [散歩]
今朝の東京は昨日までの冷たい雨が止み青空になった。そこで、神田川沿いを散歩して残花の写真を撮った。テーマは「最後の一輪(または一枚)」。このテーマだったら、マクロや望遠レンズを持ってくればよかったと後悔したが、結局、標準ズーム一本で通した。
歩きながら、ふと「最後の一日」について考え始めた。スティーブ・ジョブズの有名なスタンフォード大学での卒業式講演につぎのような一節がある。
http://news.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html
When I was 17, I read a quote that went something like: "If you live
each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right."
It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have
looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the
last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And
whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know
I need to change something.
「もし今日が自分の人生最後の日なら、今日しようとしていることをやりたいだろうか?」 そして何日も続けてその答えが「ノー」なら、何かを変える必要があるとわかるのだ。
ジョブズは17歳から33年間、毎朝、鏡に向かってこの問を自問したという。凡人には毎朝は難しいにしても、せめて週に一回はこうした時間を持ちたいものだ。
春の石神井公園 [散歩]
昨日(4月12日)、石神井公園に写真を撮りに行った。サクラは終わり、ツツジやフジ、バラはまだ、という端境期。モミジなど新緑の葉っぱさえ撮れたらいいと思って出かけたのだが、そこはさすが石神井公園、花の被写体にも事欠かなかった。薄紅色のハナミズキ(思わず一青窈の「ハナミズキ」を口ずさんでしまった)、黄色や白のヤマブキ、紅白のハナモモなど・・・。もちろん、お目当てだったモミジの新緑も良かった。
<ハナミズキ>
<ヤマブキ>
<ハナモモ>
<モミジ>
<その他の花と新緑>
残花(2)-新宿御苑 [散歩]
3月5日の午後、残花を求めて新宿御苑を訪ねた。新宿御苑はこれまで何度か来たことがあるが、桜の時季に訪れたのは初めてだ。広大な苑内にさまざまな種類の桜が多数植えられており、ルートや配置も見事だった。ところで、入口で手荷物検査をしており、何だろうと思ったが、アルコール飲料の持ち込みチェックだった。確かにこれだけ広々とした見所のあちこちで宴会をやられては後始末が大変だし、そもそも興ざめだ。
残花(1)-千鳥ヶ淵、靖国神社、飯田橋 [散歩]
4月5日の日曜日、東京は一日中雨だったが、名残の花を楽しみたいと思い、午前中は千鳥ヶ淵、靖国神社、飯田橋を、午後は新宿御苑を散歩した。散り残っているサクラの花を「残花」と言うが、残っているシベやガクともども、なかなかいいと思った。地面や水面に敷き詰められたサクラの花びらもいい。また、サクラがピークを過ぎると、これまであまり気にかからなかった他の花-菜の花、ツバキ、ヤマブキ、モミジなど-も気になるのは不思議だ。
<千鳥ヶ淵>
<靖国神社>
<飯田橋>
早大通りのシダレモモ [散歩]
シダレモモ(バラ科サクラ属)という変わった木がある。白い花が咲く木、紅い花が咲く木もあるが、しばしば同じ木(や同じ枝)から白い花、赤い花、ピンクの花が咲く(「源平枝垂れ」と呼ばれる)。4月2日、早大通り(早稲田の正門から江戸川橋方向に走る通り)の両側では満開で、写真を撮ってきた。この辺りは、山吹町とも呼ばれ本来ヤマブキの花が目立っていいはずだが、完全に負けていた。
実は早大通りのシダレモモの写真は昨年もこのブログにアップしている(2014年4月18日付「東京(2014年春)-早大通り」)。写真の撮影日は2014年4月12日だ。今年の満開は10日ほど早かったことになる。
千鳥ヶ淵の夜桜(2015年) [散歩]
先週、釧路への小旅行から帰った翌日(3月29日)、千鳥ヶ淵の夜桜を見に行った。まだ疲れが残っていたので、ゆっくりと自宅で休むつもりだったが、桜の開花状況や翌日以降の予定を考えると、この日しかないと思ったからだ。夕方に小雨が降ったこともあり、幸い花見客はこの時期のこの場所としてはやや少なめで、割と落ち着いて写真を撮ることができた。ここは、ライトアップの妙もあるが、お堀の内と外で緩やかなカーブを描く桜並木を共に望めるシーンが素晴らしい。
外濠の桜(2015年) [散歩]
一昨日(3月30日)の午後は外濠の飯田橋-市ヶ谷間を散歩し、桜の写真を撮った。この日、午前中に訪れた神田川沿いが満開だったのに対し、外濠の桜は既に散り始め、葉桜へ移りかけのものもあったが、やはり見事だった。どうもこの時期、毎年訪れる定番の撮影スポットを押さえておかないと気持ちが落ち着かないようだ(笑)。
神田川の桜 [散歩]
東京都心は昨日(3月23日)、サクラの開花宣言があった。既に1週間くらい前から自宅ベランダのアンズやアーモンドの花は咲いているので、今年はサクラも早そうだなとは思っていた。毎年この時期、花粉症がひどいため散歩はつい控えめになってしまうが、昨日は神田川沿いの桜並木を歩いて写真を撮った。まだ1、2分咲きの木が大半だったが、5分咲き程度の木もいくつかあった。老木の幹に咲く「胴咲き桜」が可愛らしく、ついカメラを向けてしまった。
ウメの季節はもう終わったが、これからしばらくの間、サクラ、モモ、アーモンド、アンズなど、やはりバラ科サクラ属の花々の見頃が続く。
<神田川のサクラ>
<自宅ベランダのアンズとアーモンド>
桜の紅葉 [散歩]
今年も桜(ソメイヨシノ)の開花が聞かれる時期となった。桜の開花は多くの日本人にとって大きな関心事だ。しかし、初夏の葉桜や秋の紅葉に注目する人は少ない。桜の紅葉はその華やかな開花時と違って侘びしい。モミジのように一斉に色づくわけではなく、一枚一枚別々だ。色も必ずしも統一されておらず、虫食いの跡や黒いシミもある。そして、てんでバラバラに散っていく。
紅葉して桜は暗き樹となりぬ 福永耕二
写真は、昨秋(2014年11月15日)、外堀通り沿いの飯田橋-市ヶ谷間で撮影。
御岳渓谷-紅葉 [散歩]
昨秋は10月後半に長期の海外出張が入るなど、なかなか紅葉の写真を撮りに行く時間がとれなかった。それでも11月以降は何度か遠出した。今回は2014年11月19日、奥多摩の御岳(みたけ)渓谷に出かけて撮った紅葉の写真。JR青梅線の軍畑(いくさばた)駅で下車し、川井駅の近くまで歩いた。紅葉の時期的には下流の方はまだ色づきはじめだったが、上流の方はちょうどピークだった。今秋以降も再訪したい。
上野・東照宮-ぼたん苑 [散歩]
今回は、2015年2月7日に撮影した上野・東照宮ぼたん苑の写真。恥ずかしながら、これまで上野公園の中に東照宮があるとは知らなかった。また、ぼたんは春の花だと思っていたので、冬のぼたんというのも意外だった(ぼたんは、当ブログでも2013年4月29日付「神代植物公園-ツツジ、シャクナゲ、ボタン」で取り上げたことがある)。藁の囲いで寒風を避けながら、派手な色彩の大きな花びらを何重にも重ねた冬ぼたん、江戸の風流が偲ばれた。
小石川後楽園の梅(2015年) [散歩]
もうひと月近く前になるが、2月19日、小石川後楽園で梅の写真を撮った。ここの梅林は広くはないが種類が豊富で写真撮影には格好のスポットだ。このブログにも、過去、2013年2月17日に「小石川後楽園の梅」をテーマに記事をアップしているが、私にとっては年中行事の一つになっている。
東京の河津桜 [散歩]
ずいぶん長い間、ブログ記事の更新から遠ざかってしまった。「忙しかったから」と言えなくもないが、それはあまりに陳腐な言い訳だ。少なくとも1~2週間に1回ほどは花や風景の写真を撮る余裕はあり、約10ヵ月前から始めたFacebookにそれらをアップもしてきた。どうも、ある程度まとまった文章を書く気力が萎えていたようだ。それがどこまで回復したか自信はない。しかし、このブログを全く止めてしまうのではなく、細々とでも続けていきたいという気になった。
そのきっかけの一つになったのは、2015年2月26日付、日本経済新聞の1面コラム「春秋」に載った次の記事だ。
梅かと思い歩み寄ると、桜だった。寒空の下で、色もあざやかに開き始めている。もう五分咲きほどだろうか。東京・竹橋の高速道路の脇に、何本か咲いていた。季節の変わり目を間違えて、慌てて開花してしまったわけではない。早咲きで知られる「河津桜」である。
全国に何万本あるだろう。1月下旬から各地で咲き始めるが、60年前にはたったの1本だった。原木が伊豆の河津町にある。冬枯れの雑草の中で芽吹いていた苗を見つけ、大事に育てたところ、10年後に見事な花が開く。新種と分かり、どんどん増やした。今や8500本となった並木に、ひと足早い花見客が押し寄せる。
一斉に咲き、一斉に散る。まるで機械じかけのような桜の集団行動の秘密は「どんどん増える」という性質にも関係があるらしい。桜は種子では増えにくい。同じ品種であれば、ほぼ全てが同じ個体から分かれ、接ぎ木で増えたクローンである。ほとばしる生命力の裏に、ふと不気味な影を感じるのは、そのためだろうか。
出会いや別離の時を彩る「染井吉野」は、一気に乱れ咲き、潔く一週間で終わる。変化の予兆を静かにささやく「河津桜」は、1ヵ月も咲き続ける。つぼみが開いたり閉じたり、ためらいながら進むからだそうだ。どちらが優しいだろう。本当に強い木はどちらだろう。いずれの最長樹齢も、まだ正確には分かっていない。
「春秋」欄には時々私の好みの記事が載るが、中でもこれは良いと思った。4つのパラグラフが起承転結になっている。一読したとき、「転」の第3パラと「結」の第4パラの関係がちょっとわかりにくいという気はした。第3パラの「桜」は、「一斉に咲き、一斉に散る」ことからして、「河津桜」ではなく、「染井吉野」を指していると解するのが自然だろう。(「ほとばしる生命力」という点では、「河津桜」の特性も備えているのが分かりにくい点だが。)
そうだとすると、著者は第4パラで「染井吉野」と「河津桜」のいずれかに軍配を上げることは慎重に避けているものの、「染井吉野」に対して「ふと不気味な影を感じる」と告白していることになる。さらに言えば、ここに登場する桜は花の一種としてのそれではなく、このごろの政治情勢のメタファーと解するのも飛躍ではあるまい。少なくとも私はそうした「不気味な影」を感じている。あるいは、さらに深読みすれば、著者は「染井吉野」的な「一億玉砕→総懺悔」による日本の再生シナリオもありと考え、いずれかに単純に軍配は上げられないとしたのかもしれない。
いずれにせよ日経新聞を含めマスコミには、ぜひそうした懸念が杞憂か否かを解明すべく、積極果敢な報道、分析をしてもらいたい。そんなことを考えながら、3月4日、江戸川公園にある一本の河津桜の写真をあれこれ撮った。
神田川-葉月 [散歩]
昨日(9月13日)、神田川沿いを散歩して写真を撮った。お目当てはサクラの葉っぱだ。9月の旧名は「長月」だが、昨日は旧暦では8月20日、まだ「葉月」(8月の旧名)と言ってよいだろう。葉月の由来は一説には「葉落ち月」とのこと、先人はうまいこと命名したものだ。サクラの紅葉や落葉は既に始まっている。モミジのように注目されないのは、葉っぱに穴が空いていたり、色が不揃いだったりすることに加え、紅葉や落葉のタイミングが同じ木でもバラバラなことにありそうだ。逆に言えば、開花があれだけ注目されるのは、一斉にパッと咲くからかもしれない。
モミジの紅葉はさすがにまだ早いが、こちらは色も姿形も良かった。花は、サルスベリやムクゲなど夏から相変わらず元気に咲いているもの、ヒマワリのように明らかに時期を過ぎたもの、コスモスや彼岸花など新たに咲き始めた秋の花と多彩だった。チョウやカモが見られたのも良かった。
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神田川-夏の小さな花 [散歩]
今朝、久しぶりに神田川沿いを江戸川橋から、高田馬場経由で、青梅街道とぶつかる辺りまで散歩した。ようやく猛暑が弱まる気配を感じたので、川沿いに咲く夏の小さな花をマクロレンズで撮ってみたいと思ったのだ(使用レンズは、AF-S Micro NIKKOR 60mm 1:2.8G ED)。
結構いろんな花が咲いているのに驚いた。SMAPが歌う「小さい花や大きな花 一つとして同じものはないから No. 1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」というのは、ひねくれ者の私には少々偽善っぽく感じられてしまうのだが、こうして花の写真を撮って歩いていると確かに素直に受け入れる気持ちになれるのが不思議だ(笑)。あと、既にハギの花が咲いているのにも驚いた。しかし考えてみれば、もう立秋(8月7日)から2週間以上経っているのだ。当然かもしれない。
九品仏・浄真寺の鷺草(2014年夏) [散歩]
昨日(8月13日)、自由が丘の近く、九品仏(くほんぶつ)浄真寺に鷺草の写真を撮りに行った。実は1週間前(8月6日)にも訪れたのだが、その時はまだ全く咲いていなかった。今回も咲いていたのは4株ほどと寂しかった。「これからもっと咲きますよ」と近くで掃除をしていたお寺の若い僧侶が話してくれたが、例年より開花が遅れているのは確かなようだ。昨年もほぼ同じ時期に訪れているが、もう少しは咲いていた(2013年8月12日付、当ブログ参照)。最近の荒々しい気象変動の影響だろうか。ともあれ、一、二本の鷺草に絞って、望遠レンズであれこれ位置を変えたり、多重露出にしたりして撮影を楽しんだ。
上野不忍池(2014年夏) [散歩]
東京は暑い毎日が続いている(昨夏もそうだったが)。若いころだったらもう少し耐えられたと思うが、どうも気力が湧かない。それだけが理由ではないが、このところブログのアップから随分と遠ざかってしまった。とりあえず、今朝訪れた上野不忍池の蓮の花の写真を掲載する。このブログでは、2012年8月14日、2013年8月17日、同年8月18日にも掲載したテーマだ。マンネリと言われるかもしれないが、こういう一種の習慣、ルーティーンは老人には心地よいものだ。
新江戸川公園、雑司が谷霊園-アジサイ [散歩]
ここのところ、ブログにちゃんとした記事を書く時間的・精神的余裕があまりなく、息抜きに出かけた散歩や小旅行で撮った写真を載せるのが精一杯になっている。今日も散歩で撮った写真でお許し頂きたい。今シーズン、まだアジサイの写真を撮っていなかったので、近所の新江戸川公園(椿山荘の近く)や雑司が谷霊園などを散歩して写真を撮った。新江戸川公園はいつ行っても空いているが、入場無料で、四季折々の草木や花が楽しめてオススメだ。雑司が谷霊園は、思ったほどアジサイは多くなかったが、それでもところどころのお墓の脇に咲いていて趣があった。
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明治神宮御苑-花菖蒲 [散歩]
一昨日、明治神宮御苑に花菖蒲の写真を撮りに行った。昨年も訪れているが(2013年6月7日付、当ブログ)、毎年この時期になると行ってみたくなる場所の一つだ。雨の平日で、時に雨足が激しくなることもあったが、中高年女性や外国人を中心に参観者が途絶えることはなかった。帰り道、代々木駅に近い方の門から出たが、直ぐそばにアジサイや大輪のユリが咲いているのが目についた。普通の道路(歩道?)から写真を撮っていただけなのだが、神宮の警備員さんから「ここは私有地ですから」と言ってせかされたのが少々不可解だった。
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