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小さい秋みつけた-日枝神社、竹芝 [散歩]

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(承前)

昨日掲載した「小さい秋みつけた-明治神宮外苑、赤坂」の続きである。上の写真は、赤坂の外堀通り沿いの歩道にて。

 

<日枝神社>

明治神宮外苑をスタートして赤坂見附まで来たが、日枝神社にも行ってみることにした。有名な神社だが、これまで一度も行ったことがなかったからだ。本殿はちょっとした高台の上にあるが、有り難いことにエスカレーターで上ることができる。(若いころは使わない主義だったが、このごろは喜んで使ってしまう。)ちょうどこの日は大安の土曜日で結婚式のカップルや招待客、また七五三の親子連れなどで賑わっていた。

 

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<さざれ石>

日枝神社ではとても興味深いものを見た。「さざれ石」だ。その解説文を引用しておこう。

 

さざれ石の由来

この石は学名を石灰質角礫岩という。石灰岩が雨水に溶解して、その石灰分を含んだ水が時には粘着力の強い乳状態となり、地下で終結して大きくなる。

やがて地上に出て国歌に詠まれているように、千代 八千代 年を過ぎてさざれ石 巖となりて 苔のむす と景観実に目出度い石である。

この石は国歌発祥の地と言われる岐阜県揖斐郡春日村の山中より発掘され、その集結の過程、状態を一見よく知ることが出来る。

さきに昭和37年、文部省の中庭に贈られた「さざれ石」の木札に記された通り、この「さざれ石」は岐阜県揖斐川町出身の故小林宗閉氏によって世に広められた。

昭和56617

小林 文治 奉納

 

恥ずかしながら、私はこれまで「さざれ石」の正確な意味を気にしたことはなかった。暗記教育の弊害かもしれない(笑)。「小石」のことだとは何となく思っていたが、それが「巖」(地上から突き出た大きな岩)となり、さらに表面に「苔」が生えるという一連の科学的なメカニズムの当否についても考えたことはなかった。上の説明によると、小石が自然界のセメント剤によって固められたものとのことだが、それは一枚岩の岩盤のように固くなるのだろうか。「もんじゃ焼き」みたいに、いつまでもグジャグジャのままということはないのだろうか。知ったら知ったで気になってしまった。

 

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<サザンカ>

この時期、都内を散歩するとサザンカをよく見かけるが、日枝神社の裏手の薄暗い歩道沿いにも咲いていた。「♪さざんか さざんか 咲いた道 焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き♪」 歳をとると子供のころに歌った童謡の歌詞がふと口をついて出る(笑)。

 

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<竹芝から見たレインボーブリッジ>

日枝神社を見終わると、既に日も傾きかけていたが、なぜだか無性に夕暮れ時のレインボーブリッジを見たくなった。そこで、地下鉄とゆりかもめを乗り継いで竹芝まで行った。いくつかの桟橋から観光船などが発着していた。なかなか暗くならない-なーと思って待っていたが、ふと気がついたらすっかり暗くなっていた。まさに「秋の日は釣瓶落とし」だった。

 

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