木曽路・奈良井宿 [日本]
1週間前の週末、信州駒ヶ根の千畳敷カールに行ったが、その途中、旧中山道の宿場町、奈良井宿に立ち寄った。数年前の夏、妻籠、馬籠を旅行した帰途に一度行ったことがあるが、街道筋の家並みの趣が味わい深く、また寄ってみたくなったのだ。
まず、JR奈良井駅の裏手の丘にある「二百地蔵」に行ってみた。向かい側の山は、まだ紅葉が始まりかけたばかりだった。
それから街道に下りて、街の端から端まで歩いてみた。日曜日ということもあり、観光客が多かった。相変わらず家並みや軒先はきれいに整えられており、そぞろ歩きをするだけで楽しかった。街の端には、妻籠や馬籠でもそうだが、(復元された)高札場があった。
今回、街のあちこちで、NHKの朝の連続テレビ小説「おひさま」(2011年)のロケ地になったとのポスター類を見かけた。私はこの番組は全く見ていないが、平原綾香が歌う「おひさま」は好きでよく聴く。こういうきっかけであれ、観光客が増えるのはよいことだと思う。ただ一方で、街道筋にたたずむ地元の御老人が、「都会に出て行った人たちは、定年になっても戻ってこない」と話していたのが耳に残った。
2012-10-29 07:07
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