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駒ヶ根、千畳敷カール [自然]

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9月、10月とあれやこれやの仕事が津波のように襲ってきて(あらかじめ予想はしていたのだが)、ブログの更新もすっかりご無沙汰になってしまった。ようやくピークは過ぎたので、細々と再開したい。

 

ちょうど1週間前の週末、わずかな間隙を縫ってどうしても行きたかった信州駒ヶ根の千畳敷カールに行ってきた。ネットであちこちの紅葉の写真を見ていたところ、偶然、千畳敷カールの紅葉を目にし、ぜひ実際に見てみたいと思ったからだ。ただ、ピークは例年9月下旬とあるので、「時既に遅し」という可能性は覚悟していた。はたして、投宿した宿の仲居さんによると、今年のピークは10678日の連休だったとのこと。2週間遅れだ。でもせっかく来た以上、上ってみるしかない。 

 

千畳敷カールというのは、中央アルプス宝剣岳の真下に広がるカール氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形のこと)で、夏は高山植物、春はスキーで有名だ。麓のバスセンターから先は、一般車両は進入禁止で、「しらび平駅」(標高1,662m)までバスで行く。そこから「千畳敷駅」(標高2,612m)までは直通のロープウェイで上る。

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ロープウェイ駅(写真↑)から先の山の中腹辺り(写真↓)はちょうど紅葉のピークを迎えつつあった。

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しかし、千畳敷駅を下りて直ぐ眼前に広がる千畳敷カールは既に枯れ野で、ところどころ冠雪していた(写真↓)。「ああ、やっぱり」と思わずため息が出た。元気のある人は、ここから歩いてさらに上の宝剣岳や駒ヶ岳を目指すのだが、私には心身ともその準備がなく、11時間程度のハイキングコースを歩いて終わりにした。

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ただ、千畳敷駅から望む南アルプスの山並みはよかった。下の写真では中央遠方に富士山がちょっと頭を出している。また、その下の写真は、上の写真の左方向にある鋸岳だ。

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ロープウェイ越しに見る紅葉ではどうも不満が残った。ロープウェイのガイドさんに聞いたところ、ロープウェイ駅(しらび平駅)から歩いて10分程度のところに日暮の滝という小さな滝があり、そこの紅葉が見頃だという。そこで歩いてみたが、天気がよかったこともあり、光の加減で黄色から赤のバリエーションが映える紅葉が素晴らしかった。ここまできれいな色の紅葉を見るのは久しぶりだった。その後、バスで麓の駒ヶ池まで行って降りたが、紅葉はもう少し先のようだった(一番下の写真)。狭い区域でも標高差によって紅葉の見頃がはっきり異なることを思い知った。

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