アルビ(3) [フランス]
(承前)
ベルビー宮から見たタルン川対岸のレンガ作りの建物群があまりに美しかったので、対岸に行ってみることにした。11世紀建造の旧橋(Pont Vieux)を渡る。石壁に挟まれた細い路地があちこちに走っており、散歩していて楽しい。対岸からサント・セシル大聖堂の姿を確認して、街の中心街(サント・セシル大聖堂などがある側)に戻った。
街の中心街も古い趣のある建物が多い。車道(と言っても細い路地だが)と歩道の間に鉄球が並べられているのがオシャレだった。トゥルーズもそうだが、建物がレンガ色で統一されているというのは、やはり美しい。フランス人の個人主義的志向の強さに関しては自他ともに定評がある。しかし、それと街並みや建物の統一性はどうやら別物のようだ。個人の自由と社会の一体感、その兼ね合い、折り合いのつけ方が、日本とフランスではどうやらかなり違うようだ。
2012-06-28 21:10
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