金沢-金沢城 [日本]
東山から材木町経由で金沢城に行った。金沢城の代表的な玄関口と言えば、兼六園との通路にもなっている「石川門」だ。以前は、お城らしい建物と言えば、これしかなかった。しかし、城内にあった金沢大学が郊外に移転して以降、城内の整備が進み、いくつかの建物が復元されてきた。最初に復元されたのは「菱櫓(ひしやぐら)・五十間長屋(ごじっけんながや)・橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)」だ(2001年7月)。次いで「河北門(かほくもん)」が復元され(2010年4月)、最近は「玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)」が復元された(2015年3月)。
お城と言えば天守閣だが、金沢城にも当初はあったらしい。しかし、1602年に焼失して以降、再建されなかった。また、1759年(宝暦9年)の火災で城の大半が焼失したあと、本丸の櫓も再建されなかった。子供のころは、天守閣がなく、本丸に何らシンボル的な建物がないお城って、あんまり威張れないなと思ったこともある。しかし、歳のせいか今は考えが変わった。門や石垣がこれだけ立派なお城はそんなにない、それだけで、否、それ故に誇らしいのだと。
<石川門、三の丸北園地>
<菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓、三の丸広場、二の丸広場>
<河北門、湿生園、新丸広場>
<三十間長屋>
<辰巳櫓跡、丑寅櫓跡>
<鶴丸倉庫>
<玉泉院丸庭園>
<尾山神社>
2015-07-11 20:30
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