明治村(1)-1丁目 [日本]
3月14日(金)、愛知県犬山市の明治村を1日かけて見学した。ずっと前から、いつか行ってみたいと思っていたところで、ようやく念願が叶った。敷地は100万㎡あるといい、全て歩いて回るのは結構疲れた。また、途中からゆっくり見学するというよりも、全部で67ある主要な建物等の写真を全て撮ることが目的のようになり、駆け足になってしまった。ただ、ところどころ、いろいろと考えさせられることがあったのも事実で、本ブログでは、67の主要建造物等の写真を載せるとともに、ところどころの感想を記したい。(以下の番号は、パンフレット「村内地図」や『博物館 明治村 ガイドブック』2013年6月30日に記されたものである。)
1.正門-第八高等学校正門<名古屋市瑞穂区>
2.大井牛肉店<神戸市生田区>
3.三重県尋常師範学校・蔵持(くらもち)小学校<三重県名張市>
4.近衛局本部附属舎<東京都千代田区>
5.赤坂離宮正門哨舎(しょうしゃ)<東京都港区>
6.聖ヨハネ教会堂<京都市下京区>
7.学習院長官舎<東京都豊島区>
*明治時代の学習院長というと乃木希典(まれすけ)が有名だ。実際、建物の入口には彼の写真パネルが置かれていた。しかし建物の説明パネルには、「創建当時、第10代院長であった陸軍大将乃木希典は赤坂の私邸から通ったが、その後の第11代から第17代院長はこの建物を住居として使用した」とあり、乃木自身はこの建物をそれほど使ったわけではなさそうだ。乃木大将というと、漱石の『こころ』に出てくる彼の殉死に「先生」が激しく動揺したさまや、司馬遼太郎『坂の上の雲』における手厳しい評価が交錯する。
8.西郷從道(つぐみち)邸<東京都目黒区>
9.森鴎外・夏目漱石住宅<東京都文京区>
*鴎外は明治23年(1890年)から1年半ほど、漱石は明治36年(1903年)から約3年、この同じ建物に住んでいた。文京区駒込千駄木町にあり、当初は医学士中島襄吉の新居として建てられたものという。
10.東京盲学校車寄(くるまよせ)<東京都文京区>
11.二重橋飾電燈(かざりでんとう)<東京都千代田区>
12.鉄道局新橋工場<東京都品川区>、明治天皇・昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)御料車(ごりょうしゃ)
13.三重県庁舎<三重県津市>
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