犬山(2)-犬山城と有楽苑 [日本]
犬山最後の日(3月15日)の午前中、犬山城に上った。織田信長の叔父、織田信康が1537年に築城したと伝えられており、現存する天守の中では最も古いという。山の下の猿田彦(さるたひこ)神社から上ったが、坂道はそれほど長くも険しくもない。せっかくなので天守まで上がったが、高所恐怖症のためベランダに出て1周することはできなかった。ただ、東方にある木曽の御嶽山と西方にある金華山の上にある岐阜城の写真は何とか撮ることができた。帰りは針綱(はりつな)神社から下りたが、梅の花が見頃だった。
犬山城を下りたあと、もう一つの名所、有楽苑(うらくえん)に行った。国宝の茶室、如庵(じょあん)がある庭園だ。有楽というのは、織田信長の実弟、織田有楽斎(1547~1621)にちなんだもので、有楽斎は尾張が生んだ大茶匠であったという。無料のガイドツアーに従い、元庵(げんあん)、旧正伝院(しょうでんいん)書院、含翠門(がんすいもん)、如庵(じょあん)、弘庵(こうあん)などを回った。如庵は内部を覗くことはできるが、写真撮影は禁止だった。弘庵では、お茶(有料)を頂いたが、別に作法を気にする必要はないというのが救いだった(笑)。
2014-03-22 09:29
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