SSブログ

2009年12月のパリ(3)-デパートのショーウィンドウ [フランス]

2009_12Paris0610.JPG 

パリのフランス語学校に通っていたとき、Tというインド系フランス人の先生がいた。教え方が少々いい加減で、雑談が多く、学生の評判は今ひとつだったが、私は彼の雑談が好きだった。マイノリティーならではの皮肉の効いたコメントが面白かったからだ。「地下鉄でフランス人がみんな新聞や本を読んでいるのはどうしてだかわかるかい? 彼らがインテリだからじゃない。他人と視線を合わせるのが嫌だからだよ」、「パリの市内は歩道が狭くデコボコで、地下鉄駅もほとんどエレベーターがないのは、ハンディキャップのある老人などを市内に住まわせないようにするための政策さ」、等々。彼のルーツを聞くうちに、インドにフランスの植民地があったことも知った。ポンディシェリ(仏語:Pondichéry、英語:Pondicherryという都市だ。

 

ところで、クリスマスの時期、このT先生に、シャンゼリゼ大通りの仮設店舗やイルミネーションを見に行ったが、ちょっと期待外れだったという話をしたら、「じゃあ、デパートのショーウィンドウを見に行ってごらん」と言われた。自分が子供のころ、親に連れて行ってもらって、飽きもせずにずっと見ていたというのだ。50過ぎのオジサン向けのアドバイスではないと思いつつも、百聞は一見にしかず、見に行ってみた。さすがに興奮するというほどではないが、なるほど小さな子供が喜びそうな動く人形の仕掛けが多数あった。実際、子供たちが熱心に見入っていた。

 

<ギャラリー・ラファイエット、プランタンのショーウィンドウ>

2009_12Paris0557.JPG

2009_12Paris0558.JPG

2009_12Paris0563.JPG

2009_12Paris0567.JPG

2009_12Paris0572.JPG

2009_12Paris0574.JPG

2009_12Paris0575.JPG

2009_12Paris0579.JPG

2009_12Paris0580.JPG

2009_12Paris0581.JPG

2009_12Paris0622.JPG

2009_12Paris0632.JPG

2009_12Paris0639.JPG

2009_12Paris0635.JPG

 

 

<ル・ボン・マルシェのショーウィンドウ>

2009_12Paris(2)0696.JPG

2009_12Paris(2)0691.JPG

2009_12Paris(2)0694.JPG

 

 

<ルーヴル美術館>

2009_12Louvre1700.JPG

2009_12Louvre1702.JPG

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。