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ユングフラウヨッホ(1) [スイス]

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暑い日が続いている。しばらくアルプスシリーズで、気持ちだけでも納涼感を味わうことにしたい。ジュネーヴ在住中の20096月中旬、出張で日本から来られたA氏とともにユングフラウヨッホまで日帰り旅行をした。

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登山鉄道の出発点は、インターラーケン・オスト駅(Interlaken Ost)だ。ここから右回り(ラウターブルンネン駅、Lauterbrunnen経由)でユングフラウヨッホに向かう。左回り(グリンデルワルト駅、Grindelwald経由)でも行けるが、そのルートは帰路に通ることにした。いずれのルートも、クライネ・シャイデック駅(Kleine Scheidegg)で合流し、長いトンネルを潜るとユングフラウヨッホ駅に到着する。

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列車がラウターブルンネン駅を過ぎると、右手にアルプスの山々が見え隠れし始める。ただ、クライネ・シャイデック駅までの沿線は緑の草原で、歩いて昇るハイカーたちや放牧中の牛たちが車窓から見える。しかし、クライネ・シャイデック駅で列車を乗り換え、アイガーグレッチャー駅(Eigergletscher)を過ぎると間もなく、長い山岳トンネルに入る。途中、トンネル内に停車駅があり、ガラスの窓越しに氷雪を被った頂や雪原が見られる。これまでとは高度が歴然と異なることが素人目にもわかる。間もなくヨーロッパで最も高い鉄道駅、ユングフラウヨッホ駅に到着だ。

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それにしても、こんな高いところまでよく鉄道を敷いたものだ。アルプスの岩壁をくり抜いたトンネル工事は相当の難事業だったに違いない。実際、1895年の着工から1912年の開通まで16年間もかかったという。しかしこうした莫大な投資費用は、その後100年間(以上)、十分な収益をあげている。ユングフラウヨッホは何と言ってもスイス観光の中心地なのだ。こういう公共投資なら反対する人はいないのではないか。スイス人はしっかりしている。

 


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