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鎌倉-水無月(1)明月院のアジサイ [日本]

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昨日(月曜日)の午前中、鎌倉の明月院と長谷寺にアジサイを見に行ってきた。週末近くに行こうかと思っていたが、長谷寺のホームページに、68日付で「あじさいが見ごろです。今年は特に生育がよく、品種によっては満開を迎えています」と載っていたので予定を前倒しにしたのだ。

 

まず、明月院に朝8時半の開門に間に合うように行った。開門10分前に着いたが、既に30人くらいの行列だった。開門時には60人くらいの行列だっただろうか。

 

ここの定番撮影スポットは、山門に至るゆるやかな階段状の参道の両脇に咲くアジサイだ(冒頭の写真)。開門と同時に多くのカメラマンが参道下に殺到する。私は、やや遅れてたどり着いたが、カメラマン同士の暗黙の了解なのか、みん参道下にしゃがみ込んで写真を撮っている。結果的には、通行をブロックすることになるのだが、この「均衡」は12分しか続かなかった。オバチャン数人が、「いつまでやってんの! ちょっと通してちょうだい」と叫んでズカズカと参道を上がっていき、ほかの参拝者も次々にそれに続いたからだ。要領の悪い私が、いったい、いつどのようにして、上のように人の入っていない写真を撮れたのか、記憶にない。

 

本堂の左手に、あじさいを抱いたお地蔵さんがあった(写真↓)。横に、つぎのような説明書きが掲げられていた。「花想い地蔵 人は誰れしも はかない花の想い出の中に生きています。大切な人との別れ、いとおしい物との別れ そんな時 ふと目に止まった花が どんなにか 心を慰めてくれたことでしょうか。 いつくしみ深き花地蔵」

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明月院のアジサイは、竹林などに挟まれた傾斜地にワイルドに咲き乱れているという印象がある。もちろん手入れは行き届いているのだろうが、私はこうした野性味豊かな雰囲気が好きだ。水色など青色系のアジサイが多いが、変わった品種もいくつか混ざっている。

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本堂の裏側の庭園は、ふだんはクローズだが、6月の花菖蒲の時期と秋の紅葉の見頃の時期のみ、中に入ることができる。(明月院自体の拝観料500円の他に、別途500円かかる。)ただ、開園は10時から(庭師さんには、今日は9時半からかもしれないと言われたが)なので、いったん長谷寺に回り、帰りがけに寄ることにした。そんなわけで、10時半頃に再訪したところ、アジサイが咲く本堂の前の区画は混雑が激しくなっていたが、花菖蒲園の方は、500円の追加料金が効いているのか、それほどの混雑ではなかった。肝心の花菖蒲は、色のバリエーションも多く、すばらしかった。

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